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結成から50年!JOURENY (ジャーニー)レコードの代表曲紹介などなど

2023/03/26

1973年の結成から50周年を迎え、2017年にはロックの殿堂入りを果たしたアメリカの偉大なバンドJOURNEY。曲名を知らなくても「聴いたことある!」となるのがJOURNEYです。WBC・侍ジャパンのテーマソング「「Separate Ways」」でもおなじみ。数々の名曲を持つJOURNEYについて、ヴォーカルが変わった理由、代表曲、さらに現ヴォーカル、アーネル・ピネダのサクセスストーリーについてご紹介します。

JOURNEY 偉大なヴォーカリスト スティーヴ・ペリー

JOURNEYはサンフランシスコで結成し、当初はプログレバンドとして活動。しかし人気が出ず、専任ヴォーカリストを補充することに。1977年、わずか3ヶ月で解雇された初代ヴォーカリスト、ロバート・フライシュマンの後任として参加したのがスティーヴ・ペリー。ペリーの加入後、JOURNEYはそれまでのプログレロックからポップなものへと変化。ペリーの圧倒的な歌唱力と表現力で、JOURNEYは人気バンドとなり、1980年代にたくさんのヒット曲を生みだしていきます。ペリーはとにかく歌がうまい!音域が広く声量があってぶれない歌声に魂を揺さぶられます。そして若かりしペリーのカッコよさ、美しさは本当に魅力的です。

1986年、人気絶頂の中でペリーが脱退しバンドは休止状態に。理由は愛する母を亡くした心労によるもの。ですが、1996年の再結成アルバム「Trial by Fire」でペリーはJOURNEYに復帰。アルバムは大ヒットしツアーも予定されていましたが、ペリーの股関節の不調でツアーは延期。人工股関節置換手術を迫られるペリー。メンバーは、ペリーに早急な手術か、代わりのヴォーカルを入れるかの2択を迫ります。ペリーは、自身の健康よりもバンドの事を優先させるメンバーへの怒りと落胆で、1998年に脱退。JOURNEYは、新ヴォーカルにスティーヴ・オージェリーを迎えます。オージェリーは7年間在籍の後、長年に渡るのどの不調で脱退。続く新ヴォーカル、ジェフ・スコット・ソートはメンバーとの確執により、わずか1年で脱退。そして新ヴォーカルに迎え入れられたのがフィリピン人のアーネル・ピネダです。

ペリーは、JOURNEY脱退後、あまり表立った活動はしておらず、2018年に24年ぶりに3枚目のソロアルバム「Traces」をリリース。2021年には クリスマスホリデーアルバム「The Season」もリリース。ちなみにJOURNEY脱退後に人工股関節置換手術を受け、日常生活には問題ないとの事です。渋くなった今のペリーもとてもカッコいいです。

JOURNEY 現ヴォーカル アーネル・ピネダのサクセスストーリー

現ヴォーカル、アーネル・ピネダがJOURNEYに参加するきっかけ。それはYouTubeに上がっていた動画をギターのニール・ショーンが見たことから。JOURNEYの「Faithfully」をカバーする、ピネダが在籍しフィリピンで活動するバンドThe Zoo。ニールが、ペリーを彷彿とさせる声と歌唱力に驚きピネダに連絡。最初は嘘だと思い無視していたピネダも、ニール本人だと知り、あわてて連絡をしたとの事。ニールからのメールには「本物のJOURNEYで歌わないか?」と。そしてJOURNEYの新ヴォーカリストへ。

ピネダは、12歳で母をリウマチ性心疾患で亡くし、医療費などで一家は多額の借金を背負い生活は困窮。4人兄弟の長男ピネダは学校をやめ、自ら路上生活者へ。空き瓶や新聞回収、船舶の清掃などをしながら貧しい日々を過ごしました。15歳の時にバンド活動を開始。20代では違法薬物常習者で逮捕され、のどをつぶしかねないほどの健康状態をリハビリで乗り越えました。ピネダは、けっして薬物に手を出さないようにと訴えています。そして自身の貧困経験から、ストリートチルドレンへの財団を設立し支援を行っています。

無名のシンガー、ピネダがJOURNEYに参加したのは40歳の時。幾多の挫折を経験しながらも、音楽の夢をあきらめなかったピネダのサクセスストーリーは、映画「Don’t Stop Believin’ – The Everyman’s Journey」で描かれています。

JOURNEYの代表曲と人気のアルバム

長い歴史を持つJOURNEY。スティーヴ・ペリーがヴォーカルだった1970年代後半から1980年代は、JOURNEYの黄金時代と言っていいでしょう。ペリー時代の代表曲5曲をご紹介します。

①「Don’t Stop Believin’」
勇気と希望を与えてくれるとても人気の高い曲。ニールのギターリフも印象的。
JOURNEYのドキュメンタリー映画のタイトルでもあり、アーネル・ピネダのサクセスストーリーとも重なり胸が熱くなります。一番人気のある曲では。
②「Separate Ways」
多くの野球ファンが耳にし、気になるけど誰の曲かわからない……というのがこの曲。TBS系のWBC・日本代表戦・侍ジャパン中継でおなじみ。テンションの上がる曲ですが、歌詞の内容は男女の別れを歌ったものです。
③「Open Arms」
映画「海猿」の主題歌や車のMにもなっていたので多くの人が聴いた事があると思います。壮大な名バラード。
④「Any Way You Want It」
キャッチ―でポップでテンションの上がる曲。朝の情報番組で耳にした人も多いはず。ライブでの掛け合いも楽しい。
⑤「I’ll Be Alright Without You」
おしゃれな感じで個人的に大好きな曲。何度聴いても飽きません。AORが好きな人はきっと気に入ると思います。天才ギタリスト、ニールのギターソロが素敵すぎます。

JOURNEYのアルバムで人気があり名盤とされるのが、「Escape」 と「 Frontiers」。2017年の来日公演では、この2枚のアルバムを曲中どおりに披露する再現ライブも行われました。

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JOURNEYの1980年代のレコ―ドは今でも人気が高いです。ペリーとピネダ、比べられがちですが、どちらも素晴らしくどの時代もJOURNEYだと思います。結成から50年!2023年は来日も実現するかも!オーパラではJOURNEYのレコード買取を行っております。レコードをお持ちの方はぜひ当店までお問い合わせくださいませ。

 


【オーパラ・スタッフは(演奏もする)音楽大好き集団&この道30年の買取経験豊富なベテランが在住するお店です。】



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