新着情報
アーチ・エネミー(Arch Enemy)来日記念!Tシャツプレゼント企画/
オンキ館のメタル小僧でーーーーす
行ってきましたよーーーー
2018/2/28(水)なんばHATCHのアーチエネミー
いやー、ほんとかっこよかったし、前日の広島公演も行けばよかったぜー
となごりを惜しみつつ、
最高のライヴをしてくれたアーチのメンバーにリスペクト!
ということで、
いつもの企画やりまっせ~~~~
アーチ(Arch Enemy)の来日公演を記念して、当店では買取イベントを開催します。
メロデス・北欧物・ほかメタルならな~んでもの中古レコードまたは、
国内盤CDまたはDVDを100枚以上
売っていただいた方
先着2名様に
アーチ・エネミー(Arch Enemy) 2018 JapanツアーTシャツをプレゼントします。
サイズは2枚すべてMサイズです。
先着2名様ですので、なくなった場合はご容赦ください。
お電話の際、アチエネ(Arch Enemy)のTシャツ企画まだやっていますか?
とお尋ね下さ~~~~い
ツアー・バンドTシャツ・ロックTや
国内&輸入盤LPレコードやCD、DVD、
書籍をお売りいただく際は、
ぜひ音機館ロック大阪店へ、お気軽にお電話下さい。
【熟練・専門スタッフによる安心の買取査定!】
★元大手レコード会社17年勤務
★元某大型輸入盤店でバイヤー歴21年
★某オーディオ機器メーカー26年勤務
↑
当店は買取販売のプロでございます。
オーディオ機器の修理もやっておりますので、壊れていても当店がほしいものは買取が可能です。
買取のご相談はお気軽にお問い合わせください。
↓↓↓↓↓
店 名:レコードCD・楽器・音楽書籍の高価買取店【オーパラ(=オーディオ天国)】出張買取センター
営業時間:12:00~21:00
所在地:〒550-0003 大阪市西区京町堀2-13-1 ギャラリー京町堀ビル611
電 話:TEL.06-6447-6959
海外買付出張の為、2/23~3/1までお店をお休みします
2/23~3/1まで海外買付出張の為、業務をお休みさせていただきます。
お客様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
今回もかなりのレア盤が買い付けられそうなので、
くびを長くしてお待ちいただければ幸いです。
レコードCD・楽器・音楽書籍の高価買取店【オーパラ(=オーディオ天国)】スタッフ一同より
バンドTシャツの保存について考える|ツアーロックT買取専門店
2017年9月3日 ウォルター・ベッカー(Walter Becker)が亡くなり、
2017年9月5日には、ホルガー・シューカイ(Holger Czukay)まで
亡くなるというニュースが飛び込み、終わる夏の感情も相まってか、
感慨深き日々を過ごしていた。
9/20のドナルド・フェイゲン フェスティバルホールはほんとうに楽しみにしていたけど、
ドナルドの急病にて公演中止。。。
残念でしょうがないけど、本人はいろいろ悩むことがあるんだろうと
払い戻し手続きをさっきしました。
最近、ロック・バンドTシャツの買取をよくさせてもらってるんですが、
査定していて、もったいないなーと、思うことが多々あります。
もったいないなー、とは、どういうことかと言うと、
もっときれいに保存できていれば、もっと高値で買えるのに、、、、
などです。
先日、お電話で宅配買取のご依頼があり、お電話では新品デッドストックの
ガンズやオールマンブラザーズなどのTシャツがあるよー。
というお話しにテンションも上がったんですけど、実際に届いた
Tシャツは、剥げている箇所や変色しているものがあり、
中にはシミが多数付いているものもありました。
特に白Tシャツはシミが付きやすいかもしれません。
デッドストック新品で20年も30年も前のものを今の新品と同じ状態で
保存する事は不可能だけど、
首周りの変色や繊維の痛みは多少防げることはできます。
ぼく自身、ロックTシャツマニアで、90年代中頃から集めだしました。
レコードジャケットと同じように、ツアーバンドTシャツはアート性が高いなーと、
思ったのがその頃でした。
ぼくのツアーTEEコレクションの保存方法は、いたってシンプル!
百均で売ってるポリ袋にTシャツを入れて、その中に百均で売ってる防湿剤
を一個スッと入れて保管しています。
10年経った今でもきれいさは保ってます。
たまにロックT自慢のコレクションを肴に飲んでます。
それがぼくの小さな幸せ(笑)
先日あったBABYMETALファンを引退される方からのTシャツ買取
だったら、ここ数年ですし、Tシャツの状態も良いものが多いんですが、
デッドストックなど10年以上前のものだと、やはり保管方法は考えたほうがいいかと。
パッチなんかも同様の保存方法で保管しています。
ツアーロックTee・バンドTや国内盤LPやCD、DVD、書籍をお売りいただく際は、
ぜひ音機館ロック大阪店へ、お気軽にお電話下さい。
【熟練・専門スタッフによる安心の買取査定!】
★元大手レコード会社16年勤務
★元某大型輸入盤店でバイヤー歴20年
★某オーディオ機器メーカー25年勤務
↑
当店は買取販売のプロでございます。
オーディオ機器の修理もやっておりますので、壊れていても当店がほしいものは買取が可能です。
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【知識豊富な熟練のスタッフによる安心の買取査定】
買取のご相談はお気軽にお問い合わせください。
店 名:「レコードCD・楽器・音楽書籍の高価買取店【オーパラ(=オーディオ天国)】」(関西全域出張OK! 日本全国無料宅配買取OK!)
所在地:〒550-0003 大阪市西区京町堀2-13-1 ギャラリー京町堀ビル611
電 話:TEL.06-6447-6959
特撮・アニメetc レコード他 大量出張買取|
先日、出張買取ご依頼のお電話がありました。
いろいろと電話でお話しを聞いていると、70年代ロックが主にあり、
全部で800枚くらいあると思うんだけど、とのことで
お伺いしたところ、お部屋にデ~ン!と、レコードが棚コレクション
されており、どれどれと、右端の棚から1枚づつ査定のため見ていくと、
ウルトラマン、仮面ライダー、ガンダム、イデオン、
キャプテン・ハーロックなど松本零士作品どっさり、北斗の拳、マクロス、
キン肉マン、ウィングマン、朝日ソノラマもの、みなしごハッチ、
石ノ森章太郎ものどっさり、、、、
あれれ???
電話では、70年代ロックがメインとのことだったので、????と。
棚を進めるも、スペース・アニメ系、ロボットもの、ばかり、
?????
最後の棚も特撮ヒーローもので埋まっており、70年代ロックの盤は
なんと1枚もなかったのです。
真夏の真昼のミステリーです笑
まあ、こういうことはよくあることなので、特には驚きませんでしたけどね。
それよりも、目の前にある特撮・アニメのLP・EPレコード・コレクションに
心の中で感動すら覚えたのです。
すごいコレクションだ!の一言です。
ぼくは40代なので、コレクションの中のレコードは全部知っていましたし、
宇宙刑事ギャバンやシャリバン、イクサー1、ドラゴンボール、ゴッドマーズ、
ソルブレイン、ウラシマン、などなどは、当時中学生のときにリアルタイムで
観ていましたし、
永井豪作品、キカイダー、アマゾンや仮面ライダーV3、フランダースの犬,
テッカマン,などは小学生の頃夕方や夏休みによく観ていました。
懐かしい!と思うと同時に、
これは結構な査定額になりそうだなー、
さらにお金をおろしてきた方が無難かなー
頭をよぎるくらいの質の良い、センスの良いコレクションでした。
ただ、ジャケの保存状態はよくありません。
写真を見ていただいてわかるとおり、ジャケの背がヤケや剥げなど
損傷が激しく、しかもすべてに帯がない状態だったのがとても残念
と言いますか。
ジャケの保存状態が良く、帯が付いていたらなーと
一瞬空を仰いでしまいました。
盤は良い盤と傷がある盤が半々くらい。
すべての査定が終わり、どうしたものかな?と悩みました。
日本盤で帯がなく、ジャケの損傷が激しいのは、致命的だからです。
でも、これだけの素晴らしいコレクションを見せていただき、
目の保養にもなったので、もう少し高く査定できないか、
再度、右の棚から気になるものを再チェックをした。
かなり悩みましたが、
コレクションに敬意を払う意味でもと、同一条件のレコードより
1割ほど高くで査定額を提示させていただきました。
売主様は、結構な高額査定に驚いていましたので、
こちらにとってもうれしい限り、レコード屋冥利に尽きるというものです。
たぶん年内にこれだけの特撮・アニメのレコードを買取することは
ないと思う。
それだけでも貴重。
当店は基本、ジャズとロックと(クラシックはCD,DVDだけ)の盤を
主に扱っていますが、レコード、音楽畑に20年以上携わっているので、
それら以外の特撮・アニメのレコード相場も把握しております。
それはレコード屋の意地みたいなもんですね。笑
この年になっても、レアグルーヴ探求のたびがやめられません。
このころのアニメ・特撮のレコードにもレアグルーヴが実はたくさんあるです。
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サマソニ,ドナルド・フェイゲン,メイヘム,RHAPSODYなど来日チケットをゲットした
来日アーティストが続々と発表され、特に9月は忙しい月となりそうだなーと。
9/4(月)メイヘム/梅田クアトロ
9/15(金)KREATOR & VADER/梅田TRAD
9/20(水)ドナルド・フェイゲン/フェスティバルホール
以上の3公演のチケットはゲットしました。
今はまだ梅雨真っ只中の7月だけど、9月が楽しみでしょうがないっすね!
早く9月にならへんかなーと。
欲をいえば、9月23日~24日のジャスティン・ビーバー来日公演も
かなり行きたかったけど、会場が埼玉なので、関東までの交通費と宿泊代を考えたら、悲しいけどパス!っとなった。
ま~~しゃーないやろね
10月のラウド・パークもたぶん行かないだろうし。
ほんとは行きたいんですけどね。
10/14(土)のトリを飾るのは、なんたってスレイヤーだもんなー
大阪から関東の会場は遠すぎだわなー、この日関東で出張買取の依頼が入ってくれたらいいのになーと。
まあ、そんな都合よく事が運ばないですよね笑
8月と言えば夏フェス・シーズン真っ盛り、サマソニやらフジロックなどなど。
サマソニ大阪はまだチケットをゲットしてないけど、やっぱ行きますわな。
8/20(日)のほうですけどね。
8/19(土)のほうがラインナップはいいんですけど、
8/20のオーシャンのヘッドライナーが、カルヴィン・ハリス!!
あと、エレカシの参戦も決定したようです。
カルヴィンの新譜は夏にもってこいのアルバムで、事務所でヘビロテ中。
ぼくは、ロック、メタル、ジャスティン~カルヴィン、EDMも大好きでよく聴きます。
あるお客さんには、ぼくのこれらのフェイバリットが不思議に見えるようだが、
レコードやオーディオを扱う者として、さまざまなリスナーさんとやり取りを
しなくてはならず、お客さんの好みの音に合わせたオーディオ・システムを考えたり、
オーディオ買取が出来ないようでは、看板が泣いてしまうと考えてます。
ぼくはロックも好きだし、EDMも大好きです。
7/9(日)山崎まさよしが来阪するので行きたいけど、単独LIVEじゃないからパスしよ。
7/28(金)のフジロックはゴリラズがトリでめちゃめちゃ行きたいけど、この日ほかに見たい人がいないから、ん~~パスかなと。
ゴリラズは見たいわ~~~。。。
今後ゲットする予定にチケットは、
10/19(木)Sick Of It All/大阪DROP
11/9(木)Rhapsody/梅田クアトロ
2018/3/21(水)Helloween/ZEPP大阪
くらいかなーと。
どれも今から楽しみでしょうがないです!
ガンズ&メタル系Tシャツ買取しました/
今回は、大阪と神戸と奈良でロックTシャツを出張買取してきました!
特に大阪の売主さんは、かなりのコレクターで80年代~90年代のビンテージのメタル系Tシャツを
たくさん売っていただきました。
僕もメタルが好きなので、査定している間も、あのライブはよかった!だの
ハロウィーンの来日記念の話しなどで、大いに盛り上がりました笑
大阪の○○さま、次回はお持ちの貴重なCDも売って下さいね!
奈良の買取では、まだお若いのに急逝されましたお客さんのお母様からのご依頼の買取でした。
お亡くなりになった方は、ぼくよりもだいぶお若く、ハードロック、メタル好きだったと
お聞きし、とても悲しい思いになりました。
故人様は生前、かなりのヘヴィーリスナーで仕事終わりや休日になれば、大阪や東京、
名古屋、福岡まで行き、ライブを楽しんでたようです。
お母様のお話しを聞かせていただき、こんなに想いの詰まったグッズを買い取るのは少々
心中複雑だったのですが、「家にあるより、息子のように好きな方の手に渡り、着てくれたほうが
家族もうれしい」とのこと。
ほんとうにいいご家庭だとと、しみじみ思いました。
一通り査定が終わり、買取額を告げると、お母様も満足していただけたようです。
その査定額には、僕からの気持ちと言いますか、亡き息子さんの想い出も買わせていただいた額を
提示させていただいたのです。
利益はギリギリとなったけど、良い買取だったなーと思ってます。
最後に故人様のご仏壇に手を合わさせていただき、売主様の家をあとにしました。
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ビートルズ、『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』、『The Beatles』
さて、今回はロックということで、ビートルズの『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』と『The Beatles』に
ついて記します。
ある意味で、ビートルズ史上、最大の佳境とも言える稿になります。
1・『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』の登場
『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』はロック史上初のトータル・コンセプト・アルバム、ビートルズの最高傑作
と言われています。
しかし、前者については1980年代の後半から世界中で懐疑的な目を向けられており、後者はヒッピー・ムーブメント、
サイケデリック・ムーブメント等々の時代背景を象徴させる為に勝手に祭り上げられたというビートルズ識者からの意見も
多数あります。
では、その真偽はどうなのでしょうか?
前者について、筆者はよく判らないのです。
アルバムのコンセプトについては、ポールが1966年の時点で思いついたものとされています。
ですが、主にジョンが書いた曲の歌詞をよく読み取っていくと、ジョンはかなり好き放題に曲をつくっていることが分かり、
ポールの意図とは異なっている様に思われます。
後者については、ビートルズのアルバムで何が最高傑作なのかは、人それぞれだと思いますので、自分が、(最高傑作!)、
と思ったアルバムがその人にとっての最高傑作で良いと思います。
ただ、この『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』は、音楽史上、とんでもない大きな意義を担っているアルバムなのです。
それは、ライブ活動を停止したビートルズとジョージ・マーティンが、1967年の時点でのエレクトリック音楽要素の全てを
叩き込み、また、1967年の時点でのレコーディング技術の全てを投じて制作されたアルバムであるということ。
以下は、音楽史上、最も大切なことであるのにも係わらず、私が目にしたことのない大事な事柄です。
1958年からステレオ方式のレコーディング、ステレオ方式のアルバムが出ましたが、ロックを含むポピュラー音楽の
エンジニアは当然、ジャズやクラシックのエンジニアにとっても「ステレオ方式」という概念がまだまだ理解されておらず、
ステレオ方式は暗中模索の状態にありました。
ジャズやクラシックのエンジニアたちは、当初は、モニター・スピーカーを1台でやっていたのです。
それで、本来、モノラル録音のものを強引にステレオにしていた訳です。
疑似ステレオ、というのが正しいのでしょう。
その後、エンジニアたちはモニター・スピーカーを2台使用するようになり、何とかステレオ方式のレコーディングを
行ったものの、まだまだ暗中模索。
ところがジョージ・マーティンが、この『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』において、音の立体感を構築し、
世界中のエンジニアたちを驚かせました。
そうです。「ステレオ方式」で最も大切なことは、音の立体感を構築することにある訳ですが、それを最初に成した
レコードが『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』だったのです。
この『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』の登場後、あらゆる音楽のエンジニアたちは「ステレオ方式」を完全に理解し、
その後のレコーディング技術の発展に大きく寄与しました。
ただ、カラヤンのお抱えエンジニアだったギュンター・ヘルマンスだけは、60年代に入ってから、かなり立体的な音を構築して
いましたが。
ジョージ・マーティンも故人ゆえ、確認のしようがないのですが、多分、ジョージ・マーティンはカラヤンのレコードから発想を
得ていたのだと思われます。
あと、この『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』で語っておかねばならないことは、ビートルズの4人がまとまってつくり上げた
最後の作品であるということ。
筆者は、ビートルズの全楽曲のなかで、このアルバムの末尾を飾る「A Day in the Life」が最も好きです。
ジョンとポールの個性が見事に融合した楽曲です。
2・『The Beatles』の登場
ビートルズの4人を結束させていた要であるブライアン・エプスタインが死去し、その後でリリースされたこのアルバムは、
通称『ホワイト・アルバム』として有名で、また、「ビートルズの終わりの始まり」とも言われる作品です。
ですが、ロック通と呼ばれる人のなかで、この『The Beatles』を最高傑作に推す人も多いのも事実。
筆者は、このアルバムを初めて聴いた中学1年生の時の衝撃をリアルに覚えています。
ビートルズの4人が分裂状態に陥ったからこそ、このアルバムでは却って4人の個性が露わになり、また、アルバム全体に
満ち溢れた緊張感に強い衝撃を覚えました。
そう。この『The Beatles』では、ジョンやジョージが特に好き勝手にやり、ポールが何とかジョンやジョージを押さえようと
必死になっている姿が垣間見え、ものすごい緊張感に満ち溢れています。
ビートルズの全アルバムのなかで、これほど緊張感に満ちたものはないでしょう。
この『The Beatles』を評する言葉として、筆者は、「ビートルズの全アルバムのなかで最も緊張感に満ち溢れ、ビートルズの4人の
個性が最も際立った作品」というものを『The Beatles』に捧げたいと思います。
名盤ですね。
(文 葛西唯史)
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海外買付けのため、臨時定休日です(10/17~11/04まで)
10/17~11/04まで海外買付けのため、臨時でお休みをいただきます。
今回の買付けはアメリカを中心に、少しロンドンに寄って、買付けを行います。
アメリカの案件は質がいいお話しだったので、いろいろおもしろいものを買付けできそうな予感!私自身胸をワクワクさせ期待しております。
上記の期間ご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。
レコードCD・楽器・音楽書籍の高価買取店【オーパラ(=オーディオ天国)】スタッフ一同
ローリング・ストーンズ、『Beggars Banquet』、『Let It Bleed』
さて、今回はロックということでローリング・ストーンズについて記させて頂きます。
筆者にとってストーンズは、「ロック・バンド」としてあればレッド・ツェッペリンの次に大好きなバンドです。
1・『Beggars Banquet』のリリースとローリング・ストーンズの背景
『Beggars Banquet』は、1968年11月にアメリカで、同12月にイギリスで発売されました。
それより先立つ同年5月に、シングル、「Jumpin’ Jack Flash」を大ヒットさせていました。
ビートルズの稿でも述べた通り、1965年にジョン・メイオールのブルース・ブレイカーズに参加したエリック・クラプトンが1960年製のギブソン・レスポールを100W、マーシャル・アンプにつないで、大音量で、「ギャイーン!」とオーバー・ドライブ・サウンドを出し、時代を変えました。
その「ギャイーン!」がイギリスでリズム&ブルースをロックに変え、アメリカでロカビリー(ロック&ロール)をロックに変えたのです。
ミック・ジャガーとキース・リチャーズにも、その「ギャイーン!」が大きな衝撃を与えたことは想像に難くありません。
ぶっちゃけ書きますが、「Satisfaction」で大ブレイクを果たしたローリング・ストーンズ、その後、シングルをいくつも大ヒットさせていたとは言え、ただのポップ・グループに過ぎませんでした。
そして、クリームの結成、渡英したジミ・ヘンドリックスの登場等々、時代がロックを要求していることをミック・ジャガーは敏感に察知したはずです。
ですが、ストーンズは、ビートルズの『Sgt.Pepper’s Lonely Hearts Club Band』を意識した駄作、『Their Satanic Majesties Request』をリリースしましたが、自分たちの音楽の行き詰まり、ロックの時代への対応に対し、暗中模索の状態にありました。
そうしたストーンズの状況を打開したのが、キース・リチャーズです。
自分が発案したコード・リフを用いたシングル、「Jumpin’ Jack Flash」を大ヒットさせてキース・リチャーズは意気軒昂であったに違いありません。
そのキース・リチャーズは、ブルース純粋主義者。
ローリング・ストーンズの原点を見つめ直す意味において、キース・リチャーズが陣頭に立って、大胆にアコースティック・ブルースを導入した『Beggars Banquet』の制作に入りました。
この『Beggars Banquet』、「Sympathy for the Devil」、「Street Fighting Man」と言った現在までの看板曲ばかりに目が行きがちですが、『Beggars Banquet』の本質は、「Parachute Woman」に代表されるアコースティック・ブルースにあります。
これが、もう偉くカッコイイ。
そして、見逃せないのが、ミック・ジャガーの絶妙なバランス感覚。
ただアコースティック・ブルースをやっても時代に取り残されてしまうのを、普遍性があるものに仕上げてしまうミック・ジャガーの力量。
これが凄い。
ブルース純粋主義者のキース・リチャーズと時代に即応することのできる絶妙なバランス感覚をもったミック・ジャガーが結びつくことで、この『Beggars Banquet』は大成功を収めたのです。
ローリング・ストーンズは、アコースティック・ブルースと言う原点に立ち返ることでバンドを立て直すことに成功しました。
また、この『Beggars Banquet』こそが、「ロック・バンド」、ローリング・ストーンズの本格的な出発点になりました。
名盤中の名盤ですね。
2・『Let It Bleed』のリリースとローリング・ストーンズの背景
『Beggars Banquet』を大成功作にさせたミック・ジャガーの頭には、ブルースをベースとしたロックのアルバムをつくることの必要性が渦巻いていたはずです。
そこでミック・ジャガーは、再度、キース・リチャーズを突っ走らせ、キースを中心とした楽曲群の組み立て、そこに自分の絶妙なバランス感覚を併せることで、普遍的なロックのアルバムをつくる自信があったに相違ありません。
そして出来上がったのが、『Let It Bleed』。
ストーンズ・ファンの誰もが認める名盤中の名盤。
さらにミック・ジャガーとキース・リチャーズにとって幸運だったのは、ドラッグに耽溺していたブライアン・ジョーンズが脱退したこと。
それにより、ミックとキースはストーンズに「弾けるギタリスト」ミック・テイラーを加入させることが出来たのですから。
クリーム、ヘンドリックス、ジェフ・ベック等々を見ていたミック・ジャガーは、間違いなく「弾けるギタリスト」を欲していたと思います(さらには、レッド・ツェッペリンの登場まで予見していたような気がします)。
話を『Let It Bleed』に戻して、冒頭の「Gimme Shelter」からラストの「You Can’t Always Get What You Want」に至るまで珠玉の名曲ぞろい。
ミック・ジャガーとキース・リチャーズが合体することで、このブルースをベースにした普遍的なロックのアルバムをつくり上げ、ローリング・ストーンズは、見事に本格的なロック・バンドへと変化を遂げました。
最後に面白い話を1つ。
この『Let It Bleed』、著名なオーディオ評論家が、「空気感がよく録られているアルバム」、と言っていましたが、筆者も同意します。
この空気感を録ったのは、本作のエンジニア、グリン・ジョーンズ。
グリン・ジョーンズは『Let It Bleed』の前に、レッド・ツェッペリンのデビュー・アルバムのエンジニアを務めたのですが、その空気感をグリンがジミー・ペイジの録音手法からパクッたのです。
レッド・ツェッペリンの『Ⅰ』では、ジミー・ペイジがエンジニアの仕事もし、空気感を巧く録る方法をグリン・ジョーンズに指示したのです。
その方法をグリンが『Let It Bleed』に移植したものですから、これ以降、ジミー・ペイジとグリン・ジョーンズの仲が悪くなりました。
(文 葛西唯史)
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ロックの歴史を変えた、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の『Ⅱ』
不定期連載のレッド・ツェッペリンについてです。
ビートルズに関しては、また後ほど取り上げますし、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、
デヴィッド・ボウイ等々についても忘れておりませんので、ご安心下さい。
さて、今回は、レッド・ツェッペリンの『Ⅱ』ですが、その登場と意義について記します。
1・レッド・ツェッペリン『Ⅱ』の登場
ジミー・ペイジがブルースを対象化し、自らの白人音楽としてのロック確立の為の1つの構成要素として
(もっと解りやすく言えば、ブルースを目的とするのではなく、音楽創造の為の手段としたこと)、
大成功を収めたことは、『Ⅰ』の稿で述べたとおりですが、『Ⅱ』はそれを過激なまでに推し進めたものと言えます。
『Ⅰ』を発売した後、精力的な全米ツアーに出たレッド・ツェッペリンは、瞬く間に前座バンドから
トリを務める大人気バンドとなり、アメリカで物凄いライブ・バンドとして認知されました。
その精力的な全米ツアーの合間を縫って、『Ⅱ』のレコーディングを行った訳ですが、ジミー・ペイジの
頭のなかには、『Ⅰ』でやったことを、手法を変えて、徹底的に推し進めよう、と言う考えがあったに違いありません。
では、その手法を変えるとは何だったのでしょうか?
それは、単音ギター・リフによって楽曲を組み立てる、と言うことです。
それが、「Whole Lotta Love」、「Heartbreaker」、「Livin’ Lovin’ Maid」、「Moby Dick」、
「Bring it on Home」で花開きました。
また、「What is and What Should Never Be」と「The Lemon Song」でのギター・リフも単音リフを
いじって出来上がった楽曲です。
アルバムの冒頭を飾る「Whole Lotta Love」では、ジミー・ペイジのEコードでの単音リフがいきおい炸裂しますが、
リスナーの心を一気にわしづかみします。
これは、2の意義における要素となりますが、この単音リフが、これ以降のロックの、特にハード・ロック/へヴィ・メタル
でのスタンダードとなりました。
この『Ⅱ』は、空いているスタジオでゲリラ的にレコーディングされましたが、何かうかがい知れない力が
メンバーに宿ったに相違ありません。
ペイジ、ボーナム、ジョーンズ、プラントの勢いには、神が宿っているとしか思えません。
『Ⅱ』はアメリカで、予約のみで50万枚を突破し、ゴールド・ディスクを獲得。
ビルボード、初登場1位でビートルズの『Abbey Road』を蹴落とし、ロックの先導者がビートルズからレッド・ツェッペリン
にバトン・タッチがなされた瞬間でした。
ただ、筆者はこの『Ⅱ』に苦言を2つ、呈します。
1つは、プロデューサー、ジミー・ペイジも認めていますが、音が悪い。
幾ら空いているスタジオでゲリラ的に録音したからと言って、「Heartbreaker」でバス・ドラムの音が小さすぎるのは
悲しいです。
2つめは、この『Ⅱ』に限って、幾ら時間がなかったからと言って、ペイジのギター・リフとボンゾのドラミングの絡みが
単純すぎることです。
この2つが残念です。
2・レッド・ツェッペリン『Ⅱ』の意義
これは先ず、上で述べたブルースを自らのロック確立の為の手段としたことを過激なまでに推し進めて、大成功を収めたこと。
第2に、これも上で述べましたが、ここで展開される単音ギター・リフが、その後のロックの、
特にハード・ロック/へヴィ・メタルでのスタンダードとなったこと。
第3に、筆者、独自の見解を記します。
それは、ボンゾがロック・ドラミングのあり方に関し、ハイハット、スネア、バスドラの3つのコンビネーションにしたことです。
これが、その後のロック・ドラミングのスタンダードになりました。
それまでのロックのドラミングは、ジャズ・ドラミング的にシンバル、スネア、バスドラのコンビネーションで
展開されていましたが(ロックのそれは、ジャズ・ドラマーに比べると余りに下手でした)、ボンゾが、
ハイハット、スネア、バスドラのコンビネーションに変えた、と言うことです。
第4に、『Ⅰ』ともどもで、それまでのロック音楽のあり方をぶち壊し、新たなロックの地平を切り開きましたが、
後のハード・ロック/へヴィ・メタルの礎となったことです。
ところが、同じことを2回とやらないプロデューサー、ジミー・ペイジとレッド・ツェッペリン。
次はどうなるのでしょうか。
(皆さん、ご承知ですよね/笑)
(文 葛西唯史)
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