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音機館ロック大阪|傑出したロック・トリオ、ポリス(The Police,Sting)

2016/05/18

トリオでのロック・バンドとは、言うまでもなく必要最小限でのユニットであり、クリーム、ポリス、
ニルヴァーナと言った優れたバンドを輩出しています。
クリーム、リアル・タイム世代なら、「クリーム、最高!」となるでしょうし、ニルヴァーナ、
リアル・タイム世代なら、「ニルヴァーナ、最高!」となるでしょう。

筆者の場合は、ポリス、リアル・タイムなので、「ポリス、最高!」となってしまいます。

そこで今回は、ポリスについて、記したいと思います。

police_sting

1・アルバム、『Synchronicity』までの過程

ポリスは、ロンドン・パンクが吹き荒れた直後のニューウェイブ・ムーブメントのなかから輩出されました。

このニューウェイブ・ムーブメントからは、ポリス以外に、エルヴィス・コステロ、ジョー・ジャクソンと言った、
素晴らしいロック・ミュージシャンが現れました。

ポリスの登場が極めて斬新であったのは、デビュー・アルバム、『Outlandos d’Amour』において、
パンク調の曲があるものの、レゲエを取り入れ、それを柱として自らの新しいロックを提示したことにあります。

この『Outlandos d’Amour』から、「Roxanne」、「Can’t Stand Losing You」が大ヒットし、ポリスは、
一躍メジャー・バンドになりました。

また、ポリスの場合、他のニューウェイブ・ミュージシャンと大きく異なったのは、ものすごい高度な演奏技術を
有していたことがあり、最小限の音で楽曲を組み立てますが、高度な演奏技術のために音がやせていないこともあります。

その後、ポリスは、『Reggatta de Blanc』、『Zenyatta Mondatta』、『Ghost in the Machine』と、
アルバムをリリースし、メンバーの音楽的志向・意見を楽曲に反映させながら、ロック・シーンを躍進し、
また、その躍進を支えたものに、「Message in a Bottle」、「Don’t Stand So Close to Me」、「Do Do Do Do,De Da Da Da」
、「Spirits in the Material World」等々の世界的大ヒットがありました。

しかし、筆者は、それらのアルバムを聴いて、思ったのです。

(まるで、12気筒エンジンのランボルギーニやフェラーリが、一般道を走っているような余裕がある。
こいつら、レゲエの要素を取り払って、独自のロックをつくったら、一体、どうなるんだ?)、と。

2・アルバム、『Synchronicity』のリリース

Synchronicity

その筆者の思いは、1983年にリリースされた『Synchronicity』で露わになりました。

『Synchronicity』を聴いた筆者は、(じぇじぇじぇーっっっ!)、と驚き、(びっくりぽんやわー)、となったのです。

この『Synchronicity』は、レゲエの要素を取り払い、それまでの過程でつちかってきた音楽要素をもとに、
さらに強力な音楽アイディアをたくさん織り込んで、より強力なポリス、独自のロックをつくり上げたのです。

『Synchronicity』は、前作である『Ghost in the Machine』から、音の数が多くなっていたのですが、
そうかと言って、『Outlandos d’Amour』、『Reggatta de Blanc』、『Zenyatta Mondatta』のシンプルさも併せもっており、
良い意味で奇妙な楽曲がそろっているのが、大きな特徴です。

この『Synchronicity』からは「Every Breath You Take」が世界的メガ・ヒットを記録しました。

しかし、この『Synchronicity』は、1曲目の「SynchronicityⅠ」からラスト曲の「Tea in the Sahara」に至るまで、
緊張感が一切、弛緩することなく、一気呵成に聴かせてしまう名曲がずらりと並んでいます。

ところが筆者はこうも思いました。

(もう、ポリスは、これ以上のアルバムをつくることができないじゃないか)、と。

事実、1986年にポリスの3人はスタジオに集まったのですが、『Synchronicity』以上のものをつくることが
不可能だったことから、事実上の解散になりました。

この『Synchronicity』で、ポリスは臨界点を迎えたのです。

その全てのアルバムが傑作なポリスでしたが、特にこの『Synchronicity』はロック史上、稀有の大傑作アルバムとして君臨しています。

3・『Live』のリリース

普通、ロックのアルバムを紹介する際には、スタジオ盤を紹介するものですが、筆者は敢えて、
この『Live』を紹介させていただきます。

The police Live

この『Live』、1995年にリリースされたそうですが、筆者はそれを知らず、SACDとのハイブリット盤として
再リリースされた時に初めて『Live』を知り、買って聴きました。

この『Live』には、1979年ボストンでのライブと1983年のSynchronicity・ツアーにおけるアトランタでのライブが収録されています。

後者のアトランタでのライブは昔から映像化されていて有名な音源ですが、どちらのライブも素晴らしく、
ハイクオリティな音で楽しむことができます。

1979年ボストンでのライブは、全米制覇をもくろむメンバー3人の意気込みがすごく、まるで、
日本刀のような切れ味を出しているのが大きな特徴。

1983年アトランタでのライブは、円熟のプレイが聴けるのですが、ここでのライブ・アルバムは、
完全なベスト・アルバムの形になっているのが大きな特徴。

やはり、ベスト・アルバムを聴くなら、スタジオ盤のそれよりも、聴衆との熱気の絡み合いを見せる
ライブ・アルバムの方が良いことから、『Live』を紹介させていただきました。

ところで筆者は1983年アトランタでのライブを聴くたびに思います。

(ポリスの歌詞って、深刻で重い歌詞ばっかりなのに、それをスティングはアイドルしながら、
楽しく歌っているけれど、このギャップは・・・・・・)

(文 葛西唯史)


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◆元大手レコード会社16年勤務
◆元某大型輸入盤店でバイヤー歴20年
◆レコード卸ほか輸出入業歴18年

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